「生理痛がつらい…」「避妊対策をもっとしっかりしたい」「ピルって副作用が怖い？」
そんな悩みを持つ方にとって、ピルはとても心強い味方です✨
ただし、日本とマレーシアでは、入手方法や医療体制が大きく異なるため、正しい知識が必要です。
今回は、ピルの基本から両国のピル事情の違いまで、わかりやすくご紹介します🌸
そもそもピルとは？
ピル（Contraceptive pill）とは、
女性ホルモン（エストロゲン・プロゲスチン）を少量含んだ経口避妊薬のこと。
主に避妊目的だけでなく、生理周期のコントロール、ニキビ・多毛症の治療、ホルモンバランスの調整など、美容や健康管理にも広く使われています。
日本では避妊方法として低用量ピルを使用している女性の割合は約2.9%とされており、
これは先進国の中でも特に低い水準です。
一方、マレーシアでは経口避妊薬（ピル）の使用率は約8.8%であり、日本よりは高いものの、
世界的には依然として低い部類に入ります。
United Nations, 2019
ピルのメリット・効果
✅ 避妊効果
正しく服用することで、99%以上の避妊効果が得られます。
✅ 生理痛の緩和・PMS改善
排卵を抑えることで、ホルモン変動による痛みや不調を軽減します。
✅ 月経周期の安定化
生理が規則的になり、旅行やイベントに合わせて調整も可能です。
✅ 肌荒れ改善や貧血予防
ホルモンの安定により、ニキビ改善や過多月経の対策にも◎
ピルの種類
超低容量ピル
主な用途：月経困難症や子宮内膜の治療薬
🇲🇾ヤーズ（Yaz）
低容量ピル
主な用途：生理痛の緩和、月経不順の改善、避妊、PMSの改善
🇲🇾ダイアン35
中容量ピル
主な用途：生理日の移動、不正出血や無月経の
アフターピル
主な用途：性交渉の後に飲む「緊急避妊薬」
🇲🇾ポスティノール2（Postinor-2）
21錠タイプ vs 28錠タイプ
・21錠タイプ：21日間飲んで7日間休薬
・28錠タイプ：ホルモン入り21錠＋偽薬7錠 → 飲み忘れ防止に⭕️
🇯🇵購入方法の違い🇲🇾
また、日本とマレーシアではピルの購入方法も大きく異なります。
💡ポイント
マレーシアでは手軽に買える分、副作用への理解や使用方法の正確な把握が重要になります。
副作用について
主な副作用（初期に出ることが多い）
・吐き気
・頭痛
・乳房の張り
・気分の浮き沈み
※ほとんどは4〜5日で自然におさまります。
まれに起こる重大な副作用
・血栓症（特に喫煙者や35歳以上の方は注意）
※副作用が不安な方は、医師に相談しながら自分に合ったピルを選ぶことが大切です。
ピルを選ぶ時に大切なこと
ピルは「避妊」のためだけの薬ではありません。
月経痛の軽減や生理周期の安定化、肌荒れの改善など、女性のライフスタイルに寄り添う心強い味方としても注目されています。
特に現代の女性にとって、「自分の体調を自分でマネジメントする」という視点がますます重要になっています。ピルはその選択肢の一つとして、多くの方に利用されています。
ただし、「手軽に手に入る＝誰でもすぐに安心して使える」というわけではありません。
ホルモンを含む医薬品だからこそ、副作用や体質との相性、安全性についても十分な理解が必要です。
ピルを始める前に大切な3つのポイント：
✅ 目的を明確にする（避妊、生理痛対策、PMS改善など）
✅ 自分に合った種類を選ぶ（成分や副作用の違いを確認）
✅ 信頼できる医師・薬剤師に相談する
自分のカラダと向き合うことは、未来の選択肢を広げる第一歩です。
マレーシアでピルの購入や使用を検討中の方は、ルミラスまでお気軽にご相談ください。
あなたに合った選択を、私たちが一緒にサポートします💕
参考情報
- Contraceptive Use by Method | United Nations | (2019)
- Birth Control in Malaysia | Speedoc | (2023)
- ピルとは？どの種類を飲めばいいの？知っておきたいピルの基礎知識 | スマルナ | (2022)
お知らせ
ピルについては、副作用や種類の選び方、購入方法など、
ひとりで悩みがちなことがたくさんありますよね。
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